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カンボジア日本人会 会長

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​手束 耕治

会長挨拶

 

2026年度のカンボジア日本人会(JACAM)の会長を拝命いたしましたNGO/NPOハート・オブ・ゴールドの手束(テヅカ)です。

10年ぶり、4度目の会長となるにあたり、皆様に一言ご挨拶申し上げます。

今年カンボジア日本人会は設立35周年を迎えます。1991年7月1日に私を含めて22人の在留邦人全員で設立した時の事がつい昨日のことのように思い出されます。会場はJVC(日本国際ボランティアセンター)のプノンペン事務所で、初代会長はJVCの馬さんでした。当時、カンボジアは日本と国交がなく、日本大使館やJICA事務所もなく、会員の過半数は最貧国であったカンボジアを支援するNGOでした。

私もポルポト時代に破壊されたカンボジアの教育・文化の復興に協力する目的で、1991年3月12日に赴任し、SVA(曹洞宗ボランティア会、現シャンティ国際ボランティア会)のカンボジア事務所を開設しました。

ちょうどカンボジアが内戦から和平構築、復興へと移る激動の時代でした。

その後カンボジアはパリ和平協定の締結、日本大使館(最高国民会議代表部、於ホテル・カンボジアーナ)開設。1992年3月、明石代表着任UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)本格始動。1993年5月、選挙。制憲議会発足。9月23日、新憲法発布、24日、新政府発足、カンボジア王国誕生。日本政府をはじめとする政府開発援助や多数の外国NGOの支援開始。そして民間企業の進出が始まりました。

1997年にはプノンペンで大規模な武力衝突が発生しましたが、1998年にポルポトが死去し、内戦が終結。1999年にはアセアン加盟。2004年にはWTOに加盟し、2007年までの4年間は経済成長率10%を超えました。

 

カンボジアが開発から経済発展の時代を迎えるにつれ、在留邦人数も増え続け、イオンモールのオープン、ANA直行便の就航などもあり、2020年には5,057人とピークを迎えますが、コロナ禍の影響で昨年は2,915人と5年連続で減少。日本人コミュニティーの縮小につれ、日本人会員数も減少しています。

また、昨年のタイ・カンボジア国境紛争、国際的なオンライン詐欺問題などの影響で在留邦人数が元に戻ることは難しいと思われます。

 

このような大変厳しい状況にはありますが、本年は初心に帰り、在留邦人の皆さんが安心して住めるように。日本人会として尽力して参りたいと存じます。本会の会則に、

  1. 本会は、会員相互の友好と親睦並びに福祉の促進を図る事を目的とし、且つ、会員子女教育の向上を支援することを目的とする。

  2. 本会は、会員とカンボジア王国(以下カンボジアと称す)に滞在する日本人及びカンボジア人との友好と親睦を図る事を目的とする。

  3. 本会は、営利を目的とせず、且つ、政治・宗教に関与しない。

と、明記されているように、

在留邦人の皆さんの「ウェル(well)ビーイング(being)、良い状態」(WHO:肉体的・精神的・社会的に満たされている状態)の向上に努めることの目的として、情報交換の場を設け、様々なイベント等の活動を実施してまいります。

また、会員子女の教育:教育環境の改善を目指します。

カンボジア人との友好と親睦を図ることを目的として、盆踊り大会などのイベントを通じて、JAC(カンボジア元日本留学生協会)はじめとするカンボジアの皆さんとの親睦を深めたいと思います。

そして、これらの活動を進めるにあたり、日本人会役員会自体のマネジメントを改善し、アカウンタビリティーを高め、広報を強化いたします。

最後になりましたが、大使館、JBAC、JICA、NGO、個人業主、個人の皆様のご理解とご協力を得て、カンボジアの日本人コミュニティーの皆様のために、皆様と共に歩む、新たな出発の年としたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

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